【最新ガジェット紹介】Magicbit|オールインワンのIoTマイコンボード
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今回は Magicbitという新しいマイコンボードを提供して頂いたので サンプルコードを使っていろいろと遊んでみました。
最初に結論を言ってしまうと かなりオールマイティに使えるマイコンボードになっているので ボード選びで迷っている方は選択肢の一つになってくると思います。
ぜひこの動画を参考にしてみてください。
■目次 0:00 オープニング 0:22 Magicbitとは 2:22 サンプルコードで遊んでみた 8:27 レビュー 9:15 まとめ
■関連リンク ・Makuake ゲームもラジコンもロボットもゼロからできるIoT電子工作Magicbit https://www.makuake.com/project/magicbit
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#電子工作 #クラウドファンディング
■動画文字起こし まず、magicbitとは何かについて紹介します。 magicbitとは、スリランカのスタートアップチームが開発した六角形の形が特徴のマイコンボードで、2022年8月から9月にかけてMakuakeでクラウドファンディングを行い、見事目標金額を達成しました。 このボードの最大のアピールポイントは、なんといっても、これ一つあればオールインワンであらゆる工作に対応できる、という拡張性の高さです。公式ホームページではゲーム、ラジコン、ロボット、IoTなど、実に50種類以上の工作に対応できるとうたっています。これだけ幅広い開発ができる理由は、センサやディスプレイ、通信機能があらかじめ搭載されているだけでなく、スマホアプリや動くロボットカーなど、より拡張性の高いモジュールまで網羅的に提供されている点にあります。似たようなコンセプトのボードは他にもmicrobitとかM5Stackとかがありますが、それらと比べてもやはり応用範囲という意味ではmagicbitの方が幅広いんじゃないかと思います。 そしてもう一つのポイントは、初心者でもすぐに開発を始められる手軽さにあります。ハード面においては、先ほど話したようにあらかじめ色んなモジュールが搭載されているため、このボードセットを一つ用意すればすぐに開発をスタートすることができます。そしてソフト面においてもしっかりと初心者向けの配慮がされていて、今ではすっかり定着した子供向けの開発ソフトScratchをベースにしたmagicCodeや、プログラミング不要でIoT開発によく使われるNode-REDをベースにしたmagicBlocksなど、すぐに開発をスタートできる環境が用意されています。そしてもちろん、コードをバリバリ書いていきたいという人のためにもArduinoやPythonによる開発もできるので、中上級者のニーズにも応えることができます。以上の特徴を、microbitやM5Stackと表にまとめて比べたのがこちらです。microbitやM5Stackも十分いろいろな機能は持っているのですが、magicbitはより一層、充実させたものだということが分かるかと思います。 次に、試しにサンプルコードを使って遊んでみたのでいくつか事例を紹介したいと思います。 なおここでは開発環境として、ビジュアルプログラミングのNode-REDがベースになっているmagicblocksをチョイスしました。Node-REDはその名の通り、ノードと呼ばれるパーツをつなぎあわせてプログラムを作っていきます。基本的にテキストのコードは書く必要がなくて、画面左側のパレットと呼ばれているスペースにあるノードを作業スペースにドラッグ&ドロップをして、レゴを組み立てるような感覚で楽しく組んでいくことができます。また、操作用の画面UIも簡単に作ることができるのが特徴です。 まずはブラウザから、お決まりのHello worldをmagicbitのディスプレイに表示させてみましょう。パレットにあるダッシュボードからtext input、magicBitの中にあるDisplayをドラッグ&ドロップし、その間を線でつなぎます。ダッシュボードはブラウザ上に配置できるユーザインターフェースのパーツを集めたもので、それっぽいアプリケーションを簡単に作ることができます。text inputをダブルクリックして新規にui_groupとui_tabを追加します。次に、DisplayのDevice IDの中から、接続したいmagicbitを選びます。ここでデプロイを押すと、WiFiを介してプログラムがmagicbitに書き込まれて実行されます。Dashboard画面を開いてHello worldと打ち込むと、これもWiFi経由で指示が伝わり、約1秒後にディスプレイに表示されるのが確認できます。 次は超音波センサを使って距離をブラウザ上に表示させてみます。パレットからInject、Ultrasonic、Gaugeの3つのノードを持ってきて線でつなぎます。まずはInjectを開き、ペイロードを日時にします。ちなみにペイロードは聞きなれない言葉ですが、データの本体、のような意味合いです。そして繰り返しを「指定した時間間隔」にして時間間隔を1秒にします。そうすることで、1秒おきにこのプログラムを呼び出すことができます。次にUltrasonicをダブルクリックしてデバイスIDを選び、Gaugeでダッシュボードを作ります。最後に超音波センサをつなげ、デプロイを押したら完了です。物を近づけたり遠ざけたりすると、ゲージの値が変わることが確認できました。 次はIoTガジェットで使われることの多い、APIを取り入れたものを紹介します。APIとはアプリケーションプログラミングインターフェースの略で、簡単に言うとサーバのデータを一般に公開して、第三者が簡単に利用でき ... https://www.youtube.com/watch?v=xcswSDoGvIM
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