【初めてのArduino】3.Lチカ|ハンズオンで学ぶ初心者向け入門コース
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このレッスン3では、手を動かしながら、ここに書いたようなことを学んでいきます。
・回路作成からプログラム作成までの一通りのフロー ・Arduino IDEの使い方 ・Arduinoのプログラムの基本: setupとloop関数、digitalWrite、delay、pinMode
↓テキスト派の方はこちら https://lab-b.jp/first-arduino/ltika/
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■目次 0:00 オープニング 0:26 使う材料の準備 0:44 回路図 1:40 回路を組む 2:29 プログラムの基本 3:27 プログラムの作成 4:32 ボードに書き込む 5:06 まとめ
■関連動画 ・コース1 Arduinoとは https://youtu.be/F1RlVllBwxk ・コース2 準備編 https://youtu.be/jHuWhbQdLhA
■自己紹介 ・ハードウェアエンジニア ・電子工作歴:9年 ・電子工作をゼロから体系的に並べるチャンネル「今日から始める電子工作」を運営してます
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#電子工作 #Arduino
■動画文字起こし それでは、Arduinoを使って実際に動かしていってみましょう。このレッスン3では、手を動かしながら、ここに書いたようなことを学んでいきます。 まずは、このレッスンで作成するものをお見せします。このように、ブレッドボードにつないだLEDが1秒おきにON/OFFを繰り返しているのが分かると思います。これがいわゆるLチカです。Lチカは電子工作を始める人が必ず最初に通る道なので、このコースでもここから始めていきたいと思います。 それでは、まずは使用する材料を揃えていきましょう。使うものは、Arduino Uno、ブレッドボード、オスオスのジャンパーワイヤ2本、赤色LED、330Ωの抵抗です。レッスン1で紹介したELEGOOというキットであれば、これらが全てセットで入っています。 今回作る回路を回路図で表したのがこちらになっています。Arduinoの10番のデジタルピンを電源とし、その先にLED、抵抗、GNDを接続しています。デジタルピンは入力と出力をプログラムで切り替えられ、出力の場合は5Vの電圧が出力され、プログラムによってスイッチのように出力と停止を切り替えることができます。そのため、回路図はこのように書き換える事ができます。このスイッチを、一定の時間おきに切り替えることで、Lチカが実現できるわけです。また、必ずLEDには抵抗もセットで接続します。抵抗がなくてもLEDは点きますが、電流を流しすぎてArduinoやLEDを壊してしまう可能性があるためです。抵抗値は、次のようにオームの法則を使って求めました。ここでは流す電流を10mA程度としています。計算上は300Ω程度となるのですが、ちょうど良い抵抗値がなかったので値の近い330Ωを選んでいます。 次にこの回路を、ブレッドボードを使ってこのように接続していきます。ブレッドボードは回路を手早く簡単に作ることを目的とした、電子工作に必須の工具です。ブレッドボードは、外側にある、青い線と赤い線のラインが引かれた穴は縦でつながっていて、内側の穴は横でつながっています。LEDは、部品の脚が長い方をアノード、短い方をカソードと言い、アノードからカソードにしか電流が流れないようになっているので注意しましょう。一方で、抵抗は向きによる差はないので、向きは気にしなくて大丈夫です。また、部品の脚が長いまま使うとグラグラしやすく、他の部品とショートする原因となってしまうので、できるだけ切るようにしましょう。これらの注意点を意識しながら、ブレッドボード図を参考に回路を組んでいきます。ということで、回路を組むことができました。 回路が作れたら、最後にプログラム作業に移ります。まずプログラムの画面を見ると、void setup()とvoid loop()という、大きな2つの塊があることが分かります。これは関数と言って、プログラムを格納する箱のようなものです。Arduinoでは、電子工作で良く使う関数が最初から2つ用意されています。setupの方は、Arduinoを起動して最初の1回しか実行されない関数、loopの方は、setupを実行後に繰り返し行われる関数になります。一般的には、初期設定に相当するものはsetup、メインの処理はloopの方に書きます。そして、プログラムは基本的には上の行から順に実行されていきます。また、2つのスラッシュで始まる行はコメントと言って、プログラムを書いている人に向けて書かれたメモのようなものです。プログラムは3日もすると中身を忘れてしまうものなので、後で見返した時にすぐに思い出せるように小まめにメモしましょう。 それではプログラムを書いていきましょう。まずは、setupの方にpinMode(10, OUTPUT); と書きます。pinModeというのは各ピンのピン設定をするためにあらかじめ作られている関数で、このように書くと10番のデジタルピンを、出力設定にするという意味になります。次に、loopの方にこのように4行追記します。digitalWriteというのがスイッチの役割を持った関数で、指定した番号のピンを、HIGHの場合はON、LOWの場合はOFFにします。delayというのは、次の処理に進むまでに何ms待つかを決める関数で、ここでは1000msなのでつまり1秒待つ設定にしています。最後に、書いたプログラムの行を選んでキーボードのタブを押し、見た目を整えたら完了です。このように、Arduinoにはあらかじめ作られている便利な�� ... https://www.youtube.com/watch?v=vNFUslQCxPs
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